人気の企業の、その小さくなった枠の中に、大量の新卒者がなだれ込むように押し寄せていくわけですから、厳しい状況であるということは、もはや言うまでもないでしょう。
しかしそれでも、毎年のように人気の企業には新卒者達が殺到しているという事実があります。
これは、やはり憧れというものがそうさせるのか、人気の企業ともなれば希望者が後を絶ちません。
華やかな世界であるということは認めますが、これほど人気があるのには、少しだけ、違和感を感じるということもなくもありませんか。
どうも個人的には、イメージで人気の企業が決まっているというところがあるようで、腑に落ちないところもありますね。
それだけ社会的に認知されている、イコール信用できるから就職希望者が増えて人気の企業になる、という傾向も決して無いとは言い切れないと思います。
もちろんそれだけとは思いませんが、まあ、そもそもそうした媒体に乗っている以上、いわゆる人気の企業の息がかかっているのかもしれませんね。
という陰謀論はこれぐらいにしておきまして、どちらにせよ、人気の企業への就職活動は激化の一途をたどるでしょう。
第二の就職氷河期が来ているという話しも聞きますが、特に人気の企業への道は今まで以上に狭くなっているということは、紛れも無い事実であると思います。
となれば、就職活動をする側も必死になりますから、意地でも内定を貰おうと必死になっていくことは予想できるでしょう。
そこだけ見れば、まさに戦場のように、人気の企業を志望される人にとって感じられるものなのかもしれません。
人気の企業で本当に働きたいのか、ということ。
これを、今から就職活動を始める前にあらためて考えてみるのもいいかもしれません。
もちろん、どうしても人気の企業に勤めたいという人は、出来るだけ早い対策をしておくべきではあるのかもしれませんが。
しかし、将来の夢が人気の企業に勤めることだとして、じゃあその後はどうするのかということです。