海外青年協力隊はその名の通り、青年を対象にした活動という事で、満39歳までしか応募資格がありません。
しかし、日本には別途、「シニア海外ボランティア」という類似の活動団体が存在するのです。
まあね、39歳までが青年で、40歳になったらいきなりシニアと呼ばれるのは、いささか抵抗があるなぁとおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。
という事で、海外青年協力隊で活動し、さらにシニア海外ボランティアでもう一頑張りという方も少なくないんですね。
そのため、定年まで仕事を氏、リタイアした後にシニア海外ボランティアに参加されるという方が増えています。
確かに、海外青年協力隊は満20歳から満39歳までですからね、多くの人は、大学を卒業し、就職し、結婚し、子供が出来てという時期。
中々優雅にボランティアなんて出来ないという現実が圧倒的多数でしょうから、そういう意味でも、シニア海外ボランティアの方が参加しやすいと考えられます。
事実、若い頃に海外青年協力隊としての活動をしたかったけど出来なかったから今、この年になって念願叶ってシニア海外ボランティアという人も非常に多いんですね。
海外青年協力隊と違い、シニア海外ボランティアは、誰でもが容易に参加出来るんじゃないかと思われている方も多いとお聞きしました。
けれど、実際には海外青年協力隊以上にハードルが高いのがシニア海外ボランティアの枠。
実際問題、海外青年協力隊は無資格でもOKという職種が多いのですが、シニア海外ボランティアとなるとそうは行きません。
何らかの専門職としての経験や実績、そして資格の有無が代々的に問われるのであります。
また、海外青年協力隊と同様に、発展途上国への派遣がメインですから、体力面や健康面で引っかかってしまわれる方も少なくないと言われています。
とは言え、今は皆さん元気で長生きが当たり前の時代となり、一生現役なんていう方も少なくありませんからね。
海外青年協力隊以上に人気があると言われるシニア海外ボランティア、興味のある方は一度、関連のブログやサイトで調べてみられるといいのではないでしょうか。